
「明日から筋トレ始めるぞ!」
「明日から早起き始めるぞ!」
と思ってもなかなか続かずに諦めてしまう方はとても多いんではないでしょうか?
なかなか習慣化というのはやろうと思ってもすぐにできる物でもないので、皆さんも苦労されているかと思います。
「なぜ長続きしないんだろう」「習慣化のコツはあるの?」こういった疑問を解決する記事を書きました。
僕も以前はいろいろな事を習慣化しようとチャレンジしては何度も挫折してきましたが、これを実践した事で習慣化がとても楽になり今ではいろんな事を習慣化できています。
この記事を読む事で、習慣化が今までよりも楽に出来るようになりますので是非参考にしてください。
目次
習慣化のやり方はたった1つ
結論から言ってしまうと、習慣化のやり方は毎日続ける事です。
「え?それができないから困ってるんだけど?」
と思われた方がほとんどだと思います。
- なぜ毎日続ける事が大事なのか
- 習慣化に失敗する原因
- 習慣化のコツ
の順番で解説していきたいと思います。
なぜ毎日続ける事が大事なのか
毎日続けないと誘惑に勝てないから。
これにつきます。
週に3回とかにするとまず続かない
なぜ毎日続ける事が大事なのかと言うと、仮に週に3回やろうとすると週に4日はやらなくてよいという事になります。
週に4回やらなくても良いという誘惑に勝たないといけないと同時に明日でも良いか、と最初からサボり癖がつくようになります。
週1で何かを始めようと思ったら週の6日はやらなくても良いという誘惑なのでそう考えると中々ハードですよね・・・
サボらなくても良い環境を作ってあげる
つまり毎日続けると最初から決めておけば、やらないという選択肢がないのでそもそも明日やればいいか、という誘惑がないのでサボるという選択肢がなくなるわけです。
読書ならば本しかない部屋で読書するのと、ゲームやらスマホやら誘惑がたくさんある部屋で読書するのとでは、断然前者が読書に集中できると思いませんか?
自分の周りから誘惑を排除しサボらなくても良い環境を作りましょう。
そしてまずは、毎日続けて今日はやらなくても良いやという誘惑から排除していきましょう。
上記のことはキングコングの西野亮廣さんも言われておりました。
習慣化に失敗する原因
習慣化に失敗する原因は大きく分けて3つあります。
- いきなり大きく始めようとする
- すぐに結果を求める
- モチベーションに頼る
習慣化しようとしたときに自分はこれをやってしまっていないだろうか、どれかに当てはまるのであればまずは、それを改善することから初めていきましょう。
いきなり大きく始めようとする
- 明日から1時間早く起きるぞ
- 明日から毎日30分読書するぞ
- 明日から毎日ジョギング30分やるぞ
まず続きません。
人は楽をしようとする生き物なのでいきなり大きく始めてしまうと、脳は現状維持を好むために違和感を覚えます。
普段からやっていない人からしたら30分の読書ですら苦痛だと思います。
なのでまずは苦痛に感じないレベルで小さく始めましょう。
読書であれば5ページ、それでもきついなら1ページでも良いです。
早起きならいつもより5分早く起きる、ジョギングなら家の周りを1周だけとかでも全然OKです。
まずは毎日出来た、という小さな成功体験を積み上げていくことから始めましょう。
僕は以前、プログラミングの学習のために始めた頃は週末は朝方まで寝ずにやっていた時期がありましたがやはり長続きはしませんでした。
それから仕事で疲れて帰ってきた日は 15分程度の勉強、本を数ページ読むなどペースを落としてからは毎日のプログラミング学習が苦ではなくなりました。
今では少しでもやらないと違和感すら覚え、こういう状態になればもう自然とできるようになります。
毎日の歯磨きと同じ状態ですね。
まずは小さく、無理なく毎日続けれる量で始めましょう。
すぐに結果を求める
何をやるにしてもすぐに結果が出るということは、中々ないと思います。
英語学習、ダイエット、プログラミングなど何でもそうですが、すぐに結果が出ないからといってすぐに諦めてしまうのはもったいないです。
毎日5分でも続けていれば確実に目標に近づいているのは紛れもない事実です。
なかなか目標に近づかない、とマイナスの面に目を向けるのではなく、毎日できているというプラスの面に目を向けて毎日継続していく事が大事です。
モチベーションに頼る
モチベーションに頼るな、という事ではありません。
やはり何かを始めるときのモチベーションというのは物凄い原動力になるのは間違いありません。
しかし、今あなたが毎日行っている習慣を思い浮かべてください。
毎日の歯磨き、お風呂、タバコ、お酒など良い事も悪い事もモチベーションに関係なくやっていることと思います。
なんか今日はモチベーションが上がらないからお風呂入るのやめるか、とはならないですよね?
やり始めのモチベーションを持ち続けることは大事ですが、モチベーションを原動力にしてしまうと今日はやる気が無いからやめとこうと継続できない原因をモチベーションのせいにしてしまう事になります。
モチベーションは上がったり下がったりするものです、モチベーションが下がっている時は特に私にはできないかも、本当に出来るんだろうかなど色々と悩むと思いますが、継続できない原因を作らないためにもモチベーションに頼るという事は危険なのでやめましょう。
習慣化のコツ
自分の習慣化できない原因を把握し、以下の習慣化のコツをつかめば習慣化は以前よりも楽に達成できると思います。
- 小さく始める
- すぐに結果を求めない
- モチベーションに頼らない
- いくつも同時に始めない
- 行動目標を設定する
- アクショントリガーを設定する
- 周りに宣言する
小さく始める
まずは無理のない範囲で小さく始めましょう。
例えば普段やらない人がいきなり毎日30分の読書をするのはかなり大変だと思います。
やる気があるのは良い事なのですがいきなり大きく始めてしまうと、心身ともに負荷がかかりやっぱり自分には無理かも、こんなに大変ならやっぱりやめようかな、などできない原因を探し始めますのでまずは無理なく継続できる小さな範囲で毎日続ける事を目標にしましょう。
人はすぐに出来ない理由を探す生き物。
すぐに結果を求めない
何をやるにしてもすぐに結果が出るというのは中々難しいものです。
毎日続けていれば目標には着実に近づいていますので、結果がすぐに出ないからといって諦めるのはもったいないのでやめましょう。
毎日継続できている自分を褒めてあげましょう。
すぐに結果が出せる人はそうそういない。
モチベーションに頼らない
モチベーションというものは上がったり下がったりするものです。
今日はやる気があるからとか、今日はなんかやる気がないからとか出来ない理由を探し始めますので、全然関係ない事で無駄に悩むのはやめましょう。
何かをやり始めたときのモチベーションは大事ですが習慣化にモチベーションは関係ないと割り切りましょう。
モチベーションはあまり習慣化に関係ない。
いくつも同時に始めない
習慣化をする際は1つずつやりましょう。
1つ習慣化をするのでも大変なのにいくつも同時に初めてしまう人は自分で習慣化の挫折率を高めているようなものです。
自分で習慣化を諦める原因を作っているようなものですので、同時にいくつも始めるのはやめて1つずつ確実に習慣化にしていきましょう。
諦める原因を自分で作らないようにする。
行動目標を設定する
いつ、どこで、なにを、と細かく決めておく事をお勧めします。
少し時間が空いたからやろうかなとか曖昧にしておくと、その都度やるかやらないかの選択でサボっても良いよと誘惑が襲ってきます。
選択に迫られた時に人はいつもと同じ行動を取ってしまいがちです。
いつ、どこで、なにを、と細かく決めておく事でその都度やるかやらないの選択をするという誘惑を排除し、楽に習慣化できる仕組みを作りましょう。
人は楽をしたがる生き物。
アクショントリガーを設定する
アクショントリガーとは何か行動を起こそうと思った時にその行動の引き金となる事柄の事です。
毎日やっている事に習慣化したい事をつなげてみましょう。
・夜歯磨きをする→読書をする→布団に入る
・お風呂から上がる→ストレッチをする
など日常生活の自分の行動と習慣化したい行動をつなげる事で行動目標が明確になり、朝ジョギングをする、夜読書をするなど曖昧な設定をするよりも、いつ、どこで、なにをとキッチリ決めておく事でいちいち、やるやらないで悩まなくて済むので行動にうつしやすくなります。
周りに宣言する
自分の友達や家族、SNSなどで周りに宣言してしまいましょう。
周りに宣言する事で、言ってしまった以上はやらないといけないなぁという気持ちになるので継続率は上がります。
宣言してしまった為やらないと、やっぱり口だけか、結局できないのか、など人は基本的には周りから良く思われたいと思う生き物なのでそういう批判が怖いために宣言する事で継続率が上がります。
人は周りから良く思われたいと思うもの。
結局は毎日続ける事が大事
何かを習慣化しよと思って努力した時に今日は疲れてるしいいか、明日まとめてやれば良いか、などやらない理由を探してしまった経験は誰しもあるかと思います。
一度理由をつけてサボってしまうと中々その後、継続していくのは難しいのは皆さんも経験済みだと思います。
まずは毎日ものすごく小さな事からでも良いので毎日継続する、という事から始めてみて下さい。
毎日少しでも続けていく事で必ず自分が目標としている事に近づいているのは間違い無いので、小さな事からコツコツと1つずつ確実に習慣化していく事をおすすめします。